バンコクの『エラワン・プームが破壊された!』ことを1面で報じています。
■タイラット(タイ語紙)■カオソット(タイ語紙)■バンコク・ポスト(英語紙)
要約すると、昨日未明、27歳の男性が金槌を使い、
「エラワン・プーム」に祀られている『ブラフマー像』を破壊しました。
男性が『ブラフマー像』を破壊した後、
それを見て怒った道路の清掃作業員たちによって、男性は殴る蹴るの暴行を受け、
約50m離れたところにあるホテルの入り口近くで、血の海の中で発見されましたが、
すでに死亡していたそうです。
死亡した男性は、21歳の時から精神障害を患っていたそうです。
またイスラム教徒だったということも、報じられています。

Bangkok Post "Revered Brahman statue smashed." (2006.03.22)
タイの民家や商店の庭先等には、プームと呼ばれる祠が建てられていることが多いですが、
グランド・ハイアット・エラワン(エラワン・そごう)の前にある「エラワン・プーム」は、
願い事の成就する確率がタイ国内でも最高と言われることから、朝から夜まで、
地元民から地方出身者、さらには海外からの観光客までもが、参詣に訪れる
大人気のプーム(祠)です。
バンコクに行ったことがある方なら、1度くらいは訪れたことがあるのでは?
「エラワン・プーム」は、エラワン・ホテル(現グランド・ハイアット・エラワン)の
建設に際して、ホテルの無事を祈って建立されたものです。
ホテルを建設する時、事故に祟られて死者が続出し、この地域は悪霊に呪われている、
との噂が飛び交って、建設現場で働く人がいなくなるほどだったのですが、
このプームが建てられてからは、万事が順調に進む様になったと言います。
そのため、プーム(祠)の中でも最も霊験あらたかで、ご利益をもたらしてくれ、
特に恋愛問題や宝くじの高額当選に神通力を発揮する、と信じられています。
「エラワン・プーム」に祀られているご本尊は、
バラモン教の天地創造神『ブラフマー像』(梵天)で、
仏教ではお釈迦様が出家することを助けると共に、悟りを得られた後、
人々に説法することを勧めるなど、お釈迦様と関係の深い、天部を代表する神だそうです。
新たな像が作られるのに約2ヵ月かかるそうで、
『ブラフマー像』は四面の顔と四本の腕を持つ(四面四臂)姿なので、
完成するまでは、像の写真4枚をプーム(祠)に飾り、代用するようです。

エラワン・プーム(2003.06.22/撮影:pumpui)
今回の男性による「エラワン・プーム」破壊事件は、タクシン首相の進退問題や
タイ王国の4つの地域が分裂しているなど、現在の政治的混乱の問題を提起し、
不吉なことが起こる前兆ではないか?と報じています。
タイでは、このような事件が起こると、政治に結びつけることが多いですが、
プミポン国王陛下にお言葉を仰いだり、煩わせることなく、
また、軍隊が表舞台に出てきたりするような状況にはならず、
政治的混乱がなくなり、早く平和な国政を取り戻して欲しいものです。




この現場見ましたよ!
深夜に一休さんとタクシーに乗って帰る途中に渋滞と人だかりが出来ていて、TVカメラも来ていたんですが、死体が見えたんでタクシーの運ちゃんが『人殺しだ!』って言ってました。
最近ではエラワンに足を運ぶ事は少なくなりましたが、BTSからでもTAXIからでもいつも手を合わせていたので、残念な出来事です。
そして、おかえりなさい。
今回の訪タイはいろいろお楽しみになられたそうで…、羨ましいです。
某S氏はまた昨日から行っている(今年6回目?)ので、流石ですっ。(笑)
さて、この事件を目撃なさったようですが、
本当に残念と言うしか言いようがありませんね。
政治の混乱も要因の一つかとも思うのですが、
早く平静になって欲しいものです。
一刻も早い、エラワン・プームの復旧を願っております。
情報、ありがとうございました!
プンプイ@オーサカ さん、またね〜っ!